[歯科医師の就職事情①]学生〜研修医まで

歯学部の学生時

歯科医師になるためには、6年制の歯学部歯学科のあるところに入学する必要があります。そして、卒業試験、歯科医師国家試験と合格した上で、歯科医師として就職するためには、卒業後に最低1年間研修医として臨床研修を行う必要があります。

厳密には、保険診療を行うためには指定された研修施設で1年間以上の研修医としての研修が必要です。

6年生では、大学病院での臨床研修、研修終了後の実技試験、卒業試験、国家試験のハードルを越えて歯科医師免許を取得することになります。

マッチングとは

研修施設は、厚生労働省が指定した施設のことで大学病院、市中病院、認定を受けたクリニックがあります。

「マッチング」とは希望の研修施設に試験を受けにいって、学生の希望順位、研修施設が欲しい人材の順位を決めたのち、コンピュータで決める仕組みです。研修プログラムごとに定員があるため、人気のところはアンマッチが生じることがあるので、学生は第2、第3希望くらいまで出すことが一般的です。

大体、6年生の4ー7月くらいまでに希望の病院等に臨床実習の合間で見学に行きます。そこで研修内容や、スタッフから病院の雰囲気や研修終了後のキャリアパスなどを聞いたりします。そのとき飲み会などで先輩と仲良くなって、内部の情報を得られることがあります。

マッチングはどんな試験?

研修施設によって違いがありますが、多くは面接です。人気のある施設では小論文、国家試験範囲の学力試験が課されるところもあります。

私の場合は2施設受けましたが、1箇所は学力試験と面接、もう1箇所は適正検査と面接でした。大体6年生の8月に行われました。私が受けた学力試験は国家試験形式の選択式の問題30分程度の試験時間でした。1箇所は5人の面接官対1、もう1箇所は3人の面接官対1人の面接でどちらも10分程度、志望理由、これからのキャリアパスなど主に聞かれました。

マッチングの結果は10月くらいにネット上で分かるので、それからは卒業試験、国家試験合格に向けて勉強を続けることになります。

よほどの成績不振がない限りは母校などどこかの研修医にはつけますが、マッチングで落ちる場合は2次募集があるところに申し込むことになります。各自で2次募集を申し込んで個別に試験日程を調整し試験を受けます。

歯科医師免許を取得しないと、研修医になれませんので卒業試験、国家試験合格することが必須となります。大学によっては卒業試験が厳しかったりするので要注意です。また国家試験も年々合格者数が減少してきているのでハードルが上がっていいます。今年(第119回)受験者数2837人中合格者数は1757人で合格率は約62パーセントでした。去年に比べ250人程度合格者数が減っています。

歯科研修医の給与ってどのくらい?

歯科研修医は副業は禁止になっています。大学病院や、首都圏の病院は安い傾向にあり、月給で15から20万台が多い印象です。友人から聞くに、首都圏とかでは研修医の給与だけでは暮らすのが難しいので、実家から通いで行ったり、仕送りをもらいながら生活することが多いようです。

中には市中の病院、地方の病院は割と高く、月30万円を超えるところもあります。勤務内容がヘビーだったり、当直などあるところも一部あり拘束時間が長いこともありますので、よく調べて選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回は歯科医師の就職、主に研修医までの歯科業界の事情について説明させていただきました。歯科医師になるまでの道のりは年々厳しくなっていますが、資格を取得できれば得られるものもあるのでよくよく検討して決めてもらえるといいですね。

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