口臭の原因と対策

『周りに臭ってないかな?』

口臭は自分では気づきにくいけど、誰に対しても気になる問題です。

話している時、電車やさまざまな場面で相手に不快感など、周囲への悪影響を考えることが多いですが、実は自身の健康状態にも関わっていることがあります。

しかし、口臭の原因はみんな同じではありません。その人の健康状態の指標にもなりますのでこれから解説していきます。

口臭の種類とは?

口臭の種類は大きく分けてつあります

①生理的口臭

主に唾液分泌量の不足や、口内の乾燥が原因で細菌が繁殖して起こる口臭です。起床時の口臭や口呼吸の人に多くなりやすく、誰でも起こりうるものです。

②病的口臭

口腔内の病気(虫歯や歯周病)、や口腔外の病気(鼻、喉、内臓など)などが原因の口臭です。この場合は、原因を除去するには病気の治療が必要となります。

口臭の原因とは?

①口腔ケアの不足

口腔内は約300ー700種類、数千億個の細菌が存在し、口臭のいちばんの原因はこれらの細菌です。

細菌は、食べ物の残りカスや口の中で剥がれた粘膜を分解する過程で、悪臭を放つガスを発生させます。特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの間や、舌の表面には細菌が溜まりやすく、適切なケアを怠ると口臭の原因になります。また、唾液の作用の一つに抗菌作用がありますが、加齢に伴って唾液の分泌(ぶんぴつ)量が低下するので、細菌が増えやすい要因になります。

②歯周病

歯周病細菌の中には卵の腐った匂いを発生するガスを発生する種類もいる。歯石や歯垢が多いひとは口臭が強くなるので注意が必要です。

③胃腸の不調

胃腸の不調があると、食物が消化されずに悪臭を伴って呼気に混じって排出されることがあります。

④糖尿病

糖尿病になるとインスリンが分泌不足になりケトン体が発生し、アセトン臭という独特な甘い口臭を引き起こすことがあります。

⑤鼻炎、咽頭炎など

鼻炎、咽頭炎などがあると、細菌感染による口臭や、鼻炎があると口呼吸になりやすいので、口内が乾燥しやすく口臭が出やすくなります。

口臭対策

①口腔ケアの徹底

歯垢(しこう)の溜まりやすい部位は歯と歯の間、歯と歯茎の境目が多いです。舌苔は舌表面に多く残りやすいので、歯ブラシ、タフトブラシ、舌ブラシなどを次のように用いて磨き、それで足りない粘膜、舌などはマウスウォッシュを使うなどすると良いでしょう。

口腔ケアのやり方図

歯並びが悪いと歯を磨きにくい、虫歯ができやすいなど不都合が起きやすいので、歯列矯正を検討するのも良いかもしれません。

②専門の医療機関を受診する

歯周病など口腔内の環境が原因であれば歯科、耳鼻咽喉の病気があれば耳鼻咽喉科、糖尿病などが関連していれば(糖尿病)内科など、原因によって治療、対策が異なるので、歯科医や医師に相談してみましょう。

③口内の乾燥を防ぐ

口内の乾燥は口臭の原因になりますので、口内の乾燥を防ぐために水を飲んだり、梅干しとかガムなど唾液が出やすい食べ物を食べるなどが有効です。

口臭が気になられる方は一度歯医者へ

口臭は人に知られたくないコンプレックスになりやすいものです。そのため、「自分の口臭いかも」とか思うと、話していても口を覆ったり、人が近くにいても口を閉じ会話をしなかったり、自分の生活スタイルや、性格などに影響が出たりすることがあります。

歯科医院では、口臭で困っている方も来院されますが、口臭に対しては嫌悪感はなく、「口の中に病気の原因があるか」という対象として捉えています。そして、治せる方法がないか考えて接しています。「口臭」は恥ずかしがるものではないです。むしろ、歯科医院は「口臭」の原因を探すため相談する場所ですので、安心して相談するといいでしょう。

また、実際は口臭はなくても、自身が口臭があると思い込んでしまう「自臭症」というのがあります。歯科医に相談して、客観的に口臭はないですよというお墨付きをもらうのも気分が楽になるかもしれません。

口臭が気になれば、一度歯科医院に相談に行ってみるのは大切です。

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